言伏(読み)いいふせる

精選版 日本国語大辞典 「言伏」の意味・読み・例文・類語

いい‐ふ・せる いひ‥【言伏】

〘他サ下一〙 いひふ・す 〘他サ下二〙 議論して相手を屈服させる。言いこめる。説き伏せる。
史記抄(1477)六「さるほどに今も項羽を云ふせて」
咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下「奉行衆も、此悪道者にいひふせられて、あきれて返答にも及ばれなんだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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