触点(読み)ショクテン

デジタル大辞泉 「触点」の意味・読み・例文・類語

しょく‐てん【触点】

体表感覚点うち、特に触覚・圧覚の受容器が存在する場所

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精選版 日本国語大辞典 「触点」の意味・読み・例文・類語

しょく‐てん【触点】

〘名〙
① 皮膚内にあって触覚を感じる場所。皮膚上に点状に分布している。
② =せってん(接点)〔工学字彙(1886)〕

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世界大百科事典(旧版)内の触点の言及

【触覚】より


[触覚受容器]
 ナイロン毛の先端など細いもので皮膚にそっと触れたとき,触覚のおこるところとおこらないところがある。触覚のおこるところを触点とよぶ。触点touch spotの直下には受容器receptorsが高い確率で存在するが,かつて考えられたように触点と受容器が1対1に対応するのではなく,皮膚上の触感受性の分布にはこう配があり,そのとくに高いところが触点であると考えるべきである。…

※「触点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」