角兄麻呂(読み)つぬの えまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「角兄麻呂」の解説

角兄麻呂 つぬの-えまろ

?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代官吏
僧侶で恵耀と称し,大宝(たいほう)元年(701)還俗(げんぞく)。神亀(じんき)元年羽林連(はねばやしのむらじ)の氏姓をあたえられ丹後守(かみ)に任じられるが,同年流罪となる。「万葉集」巻3に4首の歌がのる角麻呂と同一人か。觮(ろくの)兄麻呂とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android