親松新田(読み)おやまつしんでん

日本歴史地名大系 「親松新田」の解説

親松新田
おやまつしんでん

[現在地名]新潟市親松

大島おおじま新田の南、信濃川右岸の堤防上に位置し、現在の親松排水路口にあたる。元禄一二年(一六九九)の横越組新村付帳(新発田市立図書館蔵)によると、元和六年(一六二〇)の開発で、親村は鳥屋野とやの村。元禄郷帳では高八二石八斗余。寛政一一年(一七九九)の女池六カ村人家高目録(新田彬氏蔵)によると、本家四軒(三〇人)・名子八軒(六七人)・間脇二軒(一一人)。文政九年(一八二六)の同目録(同氏蔵)では借家二軒が増えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android