覚路(読み)かくろ

精選版 日本国語大辞典 「覚路」の意味・読み・例文・類語

かく‐ろ【覚路】

〘名〙 (「がくろ」とも) 仏語。悟りの道。
霊異記(810‐824)下「轍(みち)浄刹に剋(ひ)き、心を覚路に奔(は)す」
太平記(14C後)二一十善天位を捨てて、三明の覚路(ガクロ)に趣(おもむ)かせ給ふべき御事をのみ、思召定められ候べし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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