見越し入道(読み)ミコシニュウドウ

デジタル大辞泉 「見越し入道」の意味・読み・例文・類語

みこし‐にゅうどう〔‐ニフダウ〕【見越し入道】

化け物の一。巨大な坊主姿で、屏風びょうぶの上などに現れ、見上げれば見上げるほど背が高くなり、また首が長くなるという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「見越し入道」の解説

見越し入道 みこしにゅうどう

伝承上の妖怪
夜道で人の行く手をふさぎ,みるみる巨大化する。岩手県遠野市では小坊主姿であらわれる。乗り越し,見上げ入道,高入道,伸び上がりなどともいう。長野県,愛知県,岡山県などにも言い伝えがある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android