デジタル大辞泉
「見聞覚知」の意味・読み・例文・類語
けん‐もん‐かく‐ち【見聞覚知】
仏語。六識の働き。見ること(眼識)・聞くこと(耳識)・覚ること(鼻識・舌識・身識)・知ること(意識)。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
けん‐もん‐かく‐ち【見聞覚知】
〘名〙 仏語。
① 見ることと聞くことと覚ることと知ること。六識のはたらきの
総称で、見は眼識、聞は耳識、覚は鼻舌身の
三識、知は意識をさし、
それぞれのはたらきをいう。
②
念仏の人を見、念仏の声を聞き、念仏の心を知ること。
※幸若・はま出(室町末‐近世初)「けむもむかくちの
ともがら、うかれて爰にたち給ふ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報