西谷寺(読み)にしたにじ

日本歴史地名大系 「西谷寺」の解説

西谷寺
にしたにじ

[現在地名]小野市浄谷町きよたにちよう

加古川左岸の河岸段丘面にある。享保一六年(一七三一)頃は浄土寺の塔頭寺院のうち西谷寺惣代中性ちゆうしよう院・心王しんのう院の支配下にあったとされるが(「浄土寺一件済書」浄土寺文書)、地図上の字名、伝承とも残らず村域は定かではない。江戸時代の領主変遷門前もんぜん村に同じ。正保郷帳では両谷寺りようたにじと合せて高付されている。元禄郷帳では高四五八石余、享保六年頃の高四一九石余、本田三二町七反余・本畑一町八反余、新畑一反余(「村々高寄位付覚」神生家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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