西河内中村(読み)にしごうとなかむら

日本歴史地名大系 「西河内中村」の解説

西河内中村
にしごうとなかむら

[現在地名]常陸太田市西河内中町

西河内下村と西河内上村の間にある山間の村。西河内上村などと一村であったがのち分村、寛永二一年(一六四四)の御知行割郷帳に「西河内中村」とある。「新編常陸国誌」によると明和元年(一七六四)の戸数八三・人口三二二、安永九年(一七八〇)には八四戸・三三七人、文化二年(一八〇五)には八二戸とあり、天保一三年(一八四二)検地では田畠三三町余、分米二九五石余、新田田畠一町余、分米八石余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報