西庄(読み)にしのしよう

日本歴史地名大系 「西庄」の解説

西庄
にしのしよう

近世の西庄、すなわち西坪にしつぼ村・御来屋みくりや村・富長とみなが村・大塚おおつか村・羽畑はばた(福田村)押平おしなら村・茶畑ちやばた村・茶畑原ちやばたはら村一帯に比定される。文和三年(一三五四)一二月二九日の足利義詮預ケ状写(長門小早川家証文)裏書伯耆国「西庄」とみえ、もと小早川家宣の所領で、このとき同貞平に勲功の賞として預け置かれたが、その後不知行となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android