デジタル大辞泉
「西南の役」の意味・読み・例文・類語
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せいなん‐の‐えき【西南の役】
西郷隆盛を中心とした鹿児島士族の
叛乱。明治六年(
一八七三)一〇月、朝鮮使節派遣の
建議に敗れた
西郷は一切の
官職を辞して下野帰郷し、私学校を興して
子弟の教育にあたったが、私学校の生徒ら三万余は、
政府の開明策や士族解体策に反対して同一〇年二月、西郷を擁して
挙兵、熊本鎮台を囲んだ。政府はただちに
徴兵令による
軍隊で
鎮圧。同年九月二四日、西郷はじめ指導者は多く自刃し、乱は平定した。西南戦争。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報