裸虫・倮虫(読み)らちゅう

精選版 日本国語大辞典 「裸虫・倮虫」の意味・読み・例文・類語

ら‐ちゅう【裸虫・倮虫】

〘名〙 羽・毛など身をおおうもののない虫。人類をたとえてもいう。はだかむし。
近江聖人(1892)〈村井弦斎〉聖人様「『ネー旦那、人間も矢っ張り虫だそうですね』『爾うよ、天地の一裸虫(ラチュウ)と云ふから虫の様なものだ』」 〔孔子家語‐執轡〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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