裨益・埤益(読み)ひえき

精選版 日本国語大辞典 「裨益・埤益」の意味・読み・例文・類語

ひ‐えき【裨益・埤益】

〘名〙 (「裨」「埤」は、ともに「おぎなう」または「たすける」意) おぎなって利益を与えること。たすけとなること。役に立つこと。補益
※殿村篠斎宛馬琴書簡‐文政一〇年(1827)三月二日「この御蔵板発行候へば、世の学者の為裨益少からず」 〔詩経‐邶風・北門

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