裏馴染(読み)うらなじみ

精選版 日本国語大辞典 「裏馴染」の意味・読み・例文・類語

うら‐なじみ【裏馴染】

〘名〙 遊里で客が、その遊女に会うのが二度目(裏)でありながら、三度目以上の馴染みとしての待遇を受けること。また、二度目のとき、本来、三回目に出す馴染金を出すこと。
人情本風俗粋好伝(1825)後「うら馴染(ナジミ)の仇溺(のろけ)た仕打も、馴れ馴れしい訳ではあるけれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android