袖形(読み)そでなり

精選版 日本国語大辞典 「袖形」の意味・読み・例文・類語

そで‐なり【袖形】

〘名〙
衣服の袖のかたち有様
※栄花(1028‐92頃)日蔭のかづら「唐土の船のかたをつくりて、のり人のそでなりよりはじめて、それにやがて合せたり」
女官御殿女中が額に白際(しろきわ)をつけるのに用いた袖の形をした篦(へら)

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