袖を払う(読み)そでをはらう

精選版 日本国語大辞典 「袖を払う」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 を 払(はら)

① 袖についた雪やちりなどを払いおとす。
※光悦本謡曲・志賀(1519頃)「雪ならば幾度袖を払はまし花の吹雪の志賀の山」
自分意志を貫くために、それを妨害するものを払いのける。袂(たもと)を払う。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一五「なだむるお秀を耳にもかけず、袖を払って去らんとするを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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