表差(読み)オモテザシ

デジタル大辞泉 「表差」の意味・読み・例文・類語

おもて‐ざし【表差(し)】

刀のさやに納めるこうがい。腰に差した鞘の表に差し添えるところからの名。→裏差し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「表差」の意味・読み・例文・類語

おもて‐ざし【表差】

〘名〙 刀の脇差の笄(こうがい)一つ。腰にさした脇差の鞘表(さやおもて)にさしそえるもの。⇔裏差
太閤記(1625)一「福富平左衛門尉が、金龍の面指失しかば」

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