衣裙・衣裳(読み)きぬも

精選版 日本国語大辞典 「衣裙・衣裳」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐も【衣裙・衣裳】

〘名〙 奈良時代女官朝服。衣は上衣、裙(裳)は丈の長いスカート状の下衣をいう。
書紀(720)雄略一三年九月(前田本訓)「采女を喚集(つと)へて衣裙(キヌモ)を脱(ぬ)くて犢鼻を着(き)せて露(あらは)なる所に相撲(すまひとら)しむ」

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