衣文(読み)えもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「衣文」の意味・わかりやすい解説

衣文
えもん

美術用語としては,絵画彫刻に描かれている衣装類の皺のこと。その表現時代作者によって特色があり,平安時代初期の仏像翻波 (ほんぱ) 式衣文はその代表的な例である。

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改訂新版 世界大百科事典 「衣文」の意味・わかりやすい解説

衣文 (えもん)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「衣文」の解説

衣文 (エモン)

植物渋柿品種。エモンガキの別称

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世界大百科事典(旧版)内の衣文の言及

【ドラペリー】より

…日本でいう衣文(えもん)。英語でドレーパリーdrapery,フランス語でドラプリーdraperieという。…

【翻波式衣文】より

…仏像の衣皺(衣文)表現の一種。丸味のある太く高い波と鎬(しのぎ)をたてた低い小波を交互に平行にあらわしたもの。…

※「衣文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」