行体(読み)ギョウタイ

デジタル大辞泉 「行体」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐たい〔ギヤウ‐〕【行体】

行書書体
身なり。いでたち。特に、山伏など修行者の姿。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「行体」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐たい ギャウ‥【行体】

〘名〙
書道で、行書の書体。行書。行書体。行。
② 身なり。いでたち。ありさま。〔文明本節用集(室町中)〕
念仏あるいは修行などの姿や様子。また、その方法やあり方。修行者の姿。
※米沢本沙石集(1283)六「若し地観を行ずる人の水観を交ふれば邪観と云へる、此れ行躰(キャウタヒ)の邪(よこしま)なるには非ず
浄瑠璃・酒呑童子枕言葉(1710頃)四「山伏の姿に出立て〈略〉さもぎゃうたいの姿なれ共」

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