行として可ならざるはなし(読み)ゆくとしてかならざるはなし

精選版 日本国語大辞典 の解説

ゆく【行】 と して可(か)ならざるはなし

何をやってもよくできないものはない。行なったものはみな十分の成果を得る。
東京の三十年(1917)〈田山花袋〉その時分文壇「絵画論、演劇論、往くとして可ならざるなく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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