蠅侍(読み)はえざむらい

精選版 日本国語大辞典 「蠅侍」の意味・読み・例文・類語

はえ‐ざむらい はへざむらひ【蠅侍】

〘名〙 とるにたりない武士。さむらいをののしっていう語。はえぶし。はえむしゃ。はいざむらい。
※開化問答(1874‐75)〈小川為治〉初「世の中の蠅武士(ハヘザムラヒ)の飯を食ひはぐってはならぬと、扶持米にこびり付て居るものとは」

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