蟹の横這い(読み)カニノヨコバイ

デジタル大辞泉 「蟹の横這い」の意味・読み・例文・類語

かに横這よこば

物事がなかなか前に進まないこと。
《他からは不自然に見えても、カニにとっては自然な歩き方であることから》他人が見ると不自由そうでも、自分には最も適していること。また、それぞれが自分の特色をもっていること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「蟹の横這い」の解説

蟹の横這い

はた目には不自由に見えても、自分には最も適していること。また、それぞれが自分の特色を生かした才能を持っていることのたとえ。

[解説] カニの歩き方はぎこちないようでも、カニにとってはいちばんいい歩き方であるという意味から。「猿の木登り」と続けることもあります。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android