蟄虫戸を坏ぐ(読み)ちっちゅうこをふさぐ

精選版 日本国語大辞典 「蟄虫戸を坏ぐ」の意味・読み・例文・類語

ちっちゅう【蟄虫】 戸(こ)=を坏(ふさ)ぐ[=に坏(つちか)う]

冬ごもりする虫が、寒さを防ぐために入口の穴をせまくふさぐ。《季・秋》
※文明本節用集(室町中)「八月中 蟄虫坯(トヲマス)
※俳諧・改正月令博物筌(1808)八月「蟄虫坏戸(チッチウコヲフサグ)は虫冬の寒気をふせがんため土にて穴をふさぐ也」 〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android