蜾蠃少女・蜾蠃娘子(読み)すがるおとめ

精選版 日本国語大辞典 「蜾蠃少女・蜾蠃娘子」の意味・読み・例文・類語

すがる‐おとめ ‥をとめ【蜾蠃少女・蜾蠃娘子】

〘名〙 じがばちのように腰細(こしぼそ)でなよやかな美しい少女。
万葉(8C後)九・一七三八「梓弓(あづさゆみ) 末の珠名(たまな)は 胸別(むなわけ)の 広き吾妹(わぎも) 腰細の 須軽娘子(スがるをとめ)の その姿(かほ)の 端正(きらきら)しきに」

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