蛙の頬冠り(読み)かえるのほおかぶり

精選版 日本国語大辞典 「蛙の頬冠り」の意味・読み・例文・類語

かえる【蛙】 の 頬冠(ほおかぶ)

蛙の目は背後にあるので、頬冠りすれば前方が見えないところから、向こうが見えない、目先のきかないたとえ。
※歌舞伎・恋闇鵜飼燎(1886)五幕「熊蔵さん、お前は蛙(カヘル)の頬冠(ホホカブリ)で向うの見えない人だねえ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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