蛇の生殺し(読み)ヘビノナマゴロシ

デジタル大辞泉 「蛇の生殺し」の意味・読み・例文・類語

へび生殺なまごろ

一思いに殺さず、半死半生にして苦しめること。物事決着をつけずにおいて苦しめることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛇の生殺し」の意味・読み・例文・類語

へび【蛇】 の 生殺(なまごろ)

半死半生にして、殺しもせず生かしもしないこと。物事に決着をつけず、不徹底のままにして苦しめることをたとえていう。
※人情本・花筐(1841)三「お前様も蛇(ヘビ)生殺しとやらに仕て置かずと」

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