虎角(読み)こかく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「虎角」の解説

虎角 こかく

1539-1593 戦国-織豊時代の僧。
天文8年生まれ。浄土宗。家は代々甲斐(かい)(山梨県)武田氏の家臣貞把(ていは)に師事し,天正(てんしょう)3年師の跡をついで下総(しもうさ)生実(おゆみ)(千葉県)の大巌寺2世となる。禅にも通じた学僧として知られ,存貞と檀林清規(しんぎ)三十三箇条をつくった。文禄(ぶんろく)2年2月4日死去。55歳。俗姓飯田。法名は雲潮。号は穏蓮社安誉。著作に「浄土四義建立私」「六祖勘文頌」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android