藤菫(読み)ふじすみれ

精選版 日本国語大辞典 「藤菫」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐すみれ ふぢ‥【藤菫】

〘名〙 スミレ科多年草。本州中部の山地の林内に生える。葉は長柄があって根生し表面白斑があり、裏面は紫を帯びる。葉身は楕円状長卵形で縁に鈍鋸歯(きょし)がある。春、葉よりも高く花茎を伸ばし、先端藤色の花を横向きにつける。《季・春》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android