藤江卓三(読み)ふじえ たくぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤江卓三」の解説

藤江卓三 ふじえ-たくぞう

1845-1887 幕末-明治時代の儒者,神職
弘化(こうか)2年生まれ。江戸塩谷宕陰(しおのや-とういん)らにまなび,播磨(はりま)(兵庫県)竜野(たつの)藩の儒官となる。戊辰(ぼしん)戦争で越後(えちご)(新潟県)に派遣され,のち新潟県判事,大阪の生国魂(いくくにたま)神社宮司をつとめた。明治20年死去。43歳。播磨出身。著作に「十八史略釈義」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android