デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原延子(1)」の解説 藤原延子(1) ふじわらの-えんし ?-1019 平安時代中期,敦明(あつあきら)親王(小一条院)の妃。藤原顕光(あきみつ)の次女。母は盛子内親王。敦明親王が皇太子にたてられる以前に妃となり,敦貞,敦昌両親王,栄子内親王を生む。堀河女御(にょうご)とよばれた。「後拾遺和歌集」などに,夫が皇位につけず后位への夢もきえたことをなげく歌がみえる。寛仁(かんにん)3年4月10日死去。名は「のぶこ」ともよむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例