藤九郎外面・前山外面(読み)とうくろうども・まえやまども

日本歴史地名大系 「藤九郎外面・前山外面」の解説

藤九郎外面・前山外面
とうくろうども・まえやまども

[現在地名]長島町大島おおじま

長島輪中南端にあり、大島村東、南東堤外にある。鰻江うなぎえ川を隔てて東南よし輪中である。近世は長島藩領。藤九郎外面は承応三年(一六五四)大島村久太夫が開発し、東堤外の地にあり、前山外面は寛文八年(一六六八)松平(久松)良尚の家臣ら六人が開発した新田で、南東堤外の地にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報