藁園村(読み)わらそのむら

日本歴史地名大系 「藁園村」の解説

藁園村
わらそのむら

[現在地名]新旭町藁園

琵琶湖畔に面し、北は深溝ふかみぞ村。天平五年(七三三)の国郡未詳計帳(正倉院文書)に「高島郡藁園」とみえる。天正一一年(一五八三)八月の杉原家次知行目録(浅野家文書)に藁薗とあり、高一千四八一石余。寛永石高帳に高二千二三〇石余とあり、大溝藩領一千二六五石余・上野高崎藩領五五七石余・旗本伏屋領一一一石余(数字原本ママ)。慶安高辻帳では同高で、大溝藩領一千五六一石余・高崎藩領五五七石余・伏屋領一一一石余で、その内訳は田方一千七四九石余・畑方七五石余・永荒四〇六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android