薬練(読み)クスネ

デジタル大辞泉 「薬練」の意味・読み・例文・類語

くす‐ね【練/×煉】

《「くすねり」の略》松脂まつやにを油で煮て練りまぜたもの。粘着力が強いので、弓の弦などに塗って補強するのに用いる。
「さらば―に練って練りとめておきまらせう」〈虎明狂・松脂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例