粘着力(読み)ネンチャクリョク

デジタル大辞泉 「粘着力」の意味・読み・例文・類語

ねんちゃく‐りょく【粘着力】

ねばりつく力。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粘着力」の意味・読み・例文・類語

ねんちゃく‐りょく【粘着力】

〘名〙
① ねばりつく力。
舎密開宗(1837‐47)内「按に舎密親和〈遏費尼荅斯(アヲヒニタス)、舎密加〉は異類分の相引て親み和する力にして引力一種に属す故に一に舎密引力と名く 凝聚力、黏着力と自ら差別あり」
② あきらめずに根気よくとりくむ気力
最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎二八「事に臨んで団結するの粘着力(ネンチャクリョク)に乏しきは瞭かなり」

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