薦野峠(読み)こものとうげ

日本歴史地名大系 「薦野峠」の解説

薦野峠
こものとうげ

古賀市東端の薦野と鞍手くらて若宮わかみや犬鳴いぬなきを結ぶ峠。鞍手郡からは鉾野嶺とよんだ(地理全誌)。江戸時代は薦野村本谷ほんたにの筋を登り、犬鳴谷いぬなきだに(現若宮町)に越える道で、薦野村の清滝きよたきから峠までは二六町ほど。峠の近くに麻畑という人家があり(続風土記拾遺)、麻畑から絶頂へは雑木が林立する険阻な道が一〇町余続いた(地理全誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android