デジタル大辞泉
「薦槌」の意味・読み・例文・類語
こも‐づち【▽薦×槌】
薦を編むとき、糸に下げたおもり。これを交互に替えて編む。
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こも‐づち【薦槌】
〘名〙 (「こもつち」とも) こもを編む時、糸に下げる錘
(おもり)。土、または木で作った
分銅のような形をしたもの。それを交互に送り越して編む。〔
俚言集覧(1797頃)〕
※
長塚節歌集(1917)〈長塚節〉明治三五年「檝取
(かとり)のや
稲幹(いなから)くくる薦槌
(コモヅチ)のい行きかへらひ梅見つわれは」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報