薄雲(2)(読み)うすぐも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「薄雲(2)」の解説

薄雲(2) うすぐも

?-? 江戸時代前期の遊女
江戸新吉原の三浦屋四郎左衛門の抱(かか)え。大の猫好きで,道中には猫を禿(かむろ)にだかせてあるいた。大蛇にねらわれていたのを愛猫身代わりとなってたすけたというエピソードがある。元禄(げんろく)13年(1700)350両で身請けされた。信濃(しなの)(長野県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例