蓬の跡(読み)ヨモギノアト

デジタル大辞泉 「蓬の跡」の意味・読み・例文・類語

よもぎ‐の‐あと【×蓬の跡】

きゅうをすえたあと。
朝露のひるまはいつぞ秋風に―も思ひ乱れぬ」〈隆信集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蓬の跡」の意味・読み・例文・類語

よもぎ【蓬】 の 跡(あと)

灸をすえた跡のこと。
※隆信集(1204頃)恋六「やいとをなどしたるに、又この女もひるくふ由を聞きていひやりし 朝露のひるまはいつぞ秋風によもぎのあとも思ひ乱れぬ」

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