蒔き銭(読み)マキセン

デジタル大辞泉 「蒔き銭」の意味・読み・例文・類語

まき‐せん【×蒔き銭/×撒き銭】

神詣かみもうでの際、特に伊勢神宮の参拝者が諸宮を巡拝する際に、き米の代わりにまいて手向ける銭。多く鳩目銭はとのめせんを用いた。
こじきなどに投げ与える銭。
棟上げなどの際、施工主が祝いとして参列者にまく銭。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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