葵花(読み)きか

精選版 日本国語大辞典 「葵花」の意味・読み・例文・類語

き‐か ‥クヮ【葵花】

〘名〙 葵(あおい)の花。
※兼載雑談(1510頃)「葵草照日は神の心かもかげさすかたに先向ふらむ〈略〉この歌は、葵花向陽の心なり」 〔岑参‐蜀葵花歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「葵花」の読み・字形・画数・意味

【葵花】きか(くわ)

あおいの花。あおいは日光に葉をかざす習性がある。忠誠・思慕の意の喩えに用いる。宋・司馬光〔洛に居りて初夏に作る〕詩 柳絮の風に因つてる無し 惟だの日に向つて傾く

字通「葵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android