落堕(読み)らくだ

精選版 日本国語大辞典 「落堕」の意味・読み・例文・類語

らく‐だ【落堕】

〘名〙 仏語僧侶が戒を破り、放逸にふけること。また、戒を捨てて還俗(げんぞく)すること。
古事談(1212‐15頃)三「件僧本是叡山修学之僧也。而落堕之後、依所縁住此処
咄本醒睡笑(1628)三「洛陽寿桂といふ坊主落堕して、姪女なりける比丘尼を妻にもちて居けり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android