荘内・庄内(読み)しょうない

精選版 日本国語大辞典 「荘内・庄内」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ない シャウ‥【荘内・庄内】

[1] 荘園の内。領土の中。荘中。
太平記(14C後)二一「和田、江守、波羅密、深町安居庄内に、敵の稠(きびし)く搆へたる六箇所の城を」
[2] (庄内) 山形県北西部の地域名。中心地は、酒田市鶴岡市。日本の代表的な米作地帯。
浮世草子好色一代男(1682)七「出羽の国、庄内といふ所へ下りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android