荒蒔庄(読み)あらまきのしよう

日本歴史地名大系 「荒蒔庄」の解説

荒蒔庄
あらまきのしよう

三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)に「百十四、イノハラノ西也荒蒔六反新免外同也合一丁□」とあり、きわめて小規模な興福寺大乗院領荘園。三箇院家抄目録には「荒蒔正願院」とあるので、大乗院末寺の正暦しようりやく(現奈良市)別院正願院は預所と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android