荒萩村(読み)あらはぎむら

日本歴史地名大系 「荒萩村」の解説

荒萩村
あらはぎむら

[現在地名]足利市瑞穂野町みずほのちよう

矢場やば川北岸の平地に位置し、対岸は上野国邑楽おうら日向ひなた(現群馬県館林市)、東は簗田やなだ郡日向村。康永三年(一三四四)一二月日の鑁阿寺雑掌申状案(鑁阿寺雑録)足利庄「荒萩郷」とみえる。文和二年(一三五三)一二月一二日には、足利幕府執事仁木頼章領となっていた同郷などに対する大平修理亮らの乱妨を停止するよう小俣尊光に命ぜられている(「関東公方足利基氏御判御教書」鶏足寺文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android