草鞋掛(読み)わらじがけ

精選版 日本国語大辞典 「草鞋掛」の意味・読み・例文・類語

わらじ‐がけ わらぢ‥【草鞋掛】

〘名〙
① わらじをはいていること。また、わらじをはいたままであること。遠方へ歩いて行くさまなどを表わす。わらじばき。
※俳諧・大坂独吟集(1675)下「冥途黄泉はくわらぢがけ 罪科のおもきをかへる駕子の者〈未学〉」
② わらじをはくときに用いる足の甲掛け
雑兵物語(1683頃)下「羽織も裁著もわらぢかけもひんぬいて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android