草紙錐・双紙錐(読み)そうしぎり

精選版 日本国語大辞典 「草紙錐・双紙錐」の意味・読み・例文・類語

そうし‐ぎり サウシ‥【草紙錐・双紙錐】

〘名〙 帳簿など紙を重ねたのをとじるのに使うきり。千枚通し。
言継卿記‐天文二一年(1552)七月二四日「自勧修寺亜相、双紙きり事頼之由被申候間罷向、全九集七冊、くき結わつくり令沙汰了」
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)三「浦山しさのままに双紙錐(サウシギリ)のもみ手をいたしてへつらへば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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