茶金石(読み)ちゃきんせき

精選版 日本国語大辞典 「茶金石」の意味・読み・例文・類語

ちゃきん‐せき【茶金石】

〘名〙 (「しゃきんせき(砂金石)」の変化した語) 石英中に赤鉄鉱雲母などの細鱗(さいりん)を含む鉱物茶褐色で、金粉をまきちらしたような光輝を放ち、簪(かんざし)の玉または笄(こうがい)などの装飾用にされる。
※洒落本・金郷春夕栄(1850)一「茶金石(チャキンセキ)の簪(かんざし)、チョイと横へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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