茜さし(読み)アカネサシ

デジタル大辞泉 「茜さし」の意味・読み・例文・類語

あかね‐さし【×茜さし】

[枕]「茜さす」と同意で、連用形として動詞「照る」にかかる。
「―照れる月夜つくよに」〈・二三五三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茜さし」の意味・読み・例文・類語

あかね‐さし【茜さし】

(「あかねさす」と同意であるが、動詞に続くので、連用形をとる) 茜色に輝いて、の意で、「照る」にかかる。
万葉(8C後)四・五六五「大伴の見つとは云はじ赤根指(あかねさし)照れる月夜に直(ただ)に逢へりとも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android