茎韮(読み)ククミラ

デジタル大辞泉 「茎韮」の意味・読み・例文・類語

くく‐みら【×韮】

《「くく」は茎、「みら」はニラの意》ニラの花茎が伸びたもの。
伎波都久きはつくの岡の―われ摘めど」〈・三四四四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茎韮」の意味・読み・例文・類語

くく‐みら【茎韮】

〘名〙 (「くく」は茎(くき)、「みら」はニラの意) 茎の生い立ったニラ。
万葉(8C後)一四・三四四四「きはつくの岡の久君美良(ククミラ)われ摘めど籠(こ)にも満たなふ背なと摘まさね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android